2010年9月23日木曜日

識字。



スーパーにて、話しかけられた。

「ちょっとあなた」
広告を見せられる。
どうやらこのセールの品とこれって同じものか?て聞いてるらしい。

星香にはよく分からぬ!!

「すみません。分かりません。」


これで字の読めない方に話しかけられるのは2回目。
2人とも少し年配の方で、身なりがキレイではなかった。
言葉も流暢ではない。


日本の社会教育学の授業で、夜間中学で読み書きを学ぶ方とそれを支えるボランティアの皆さんの存在を知った時、私にはすごく衝撃的だった。

文字が溢れてる日本で、文字を読む事(書く事はまだしも)は、自然に身につくことだと思っていた。読めることが当たり前だった。

でも、違った。学ばなきゃ、読めないし書けない。
もちろん計算も。


フランスで出会ったこの人達は、教育を受けてないのかもしれない。
海外からの移民かもしれない。
理由は分からないけど、文字を読めない事が生活に支障をきたしてるのは、事実やった。
経済的にもよい暮らしができてないことは、目に見えてわかった。


政府主催の語学教室に通う事はできないのかな。。
なんて、ぼけーっと考えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿