2010年12月5日日曜日

お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人

読書 『お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人』
  吉村葉子、2007、講談社文庫

 そ〜ですね。そ〜ですね。
状況が目に浮かぶこのフランスの地で読むこの本に、「なるほど〜」って何回も思わされた。W
この著書は、20年間フランスに暮らした日本人が綴る、フランス人と日本人のエスプリについてのエッセイ。

年に一度は必ず日本に戻り、日本とのコンタクトを欠かさなかった著者が、フランスっていう地から日本人を分析し、そして、フランス人なら〜って引っ張ってくる。
著者は「日本から凧糸を伸ばした凧にのってる感じ」て表現してました。

この本を読んでから、よりフランス人のことを好きになれた。
フランス人の素敵な部分をいっぱい見つけて教えてくれた著者に感謝したい。
知ってることも、改めて「素敵な部分」として、認め直すことができる。

最近フランス人の計画性のなさに振り回されることに疲れていたけど、フランス人の輪に入れてもらってるだけでも、感謝ですよね。
もっともっとフランス人のよいところを観察して、いーーーっぱい吸収しようって思うようになれたよん。


・ディズニーは子供の遊び場
・コンビニはなくても、困らない。
・節約家なフランス人、自分の身の丈にあったものだけを買う。→買えないものはほしがらない。
・日本には買いたいものが多すぎる。
・一番大事なものは、家族とともに歩んだ記念品
・マルシェが作る生活のリズム
・ソトとウチを使う
18歳になったら、金銭的に自立しなくてはいけない。
・ふぞろいが当たり前の子供たち(何代も使われる教科書)
・おばあさんから、孫娘に使い続けられるカトラリー
・ケーキは買わない、作るもの。

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